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    暗号資産の積立は失敗したくない人におすすめ!メリット・デメリットと人気の取引所を解説!

    「暗号資産の積立なら、どの取引所がいいんだろう?」
    「積立のメリットとデメリットは?」
    「積立投資にも税金はかかるの?」

    暗号資産(仮想通貨)をやるなら、積立投資がおすすめです。 安全第一の方はもちろん、手間がかからないので初心者やいそがしい方にも向いています。

    少額から始められるし、自動の積立サービスなら、ほとんど手をかけなくていいことも魅力です。

    この記事では 、

    • 暗号資産の積立投資ができるおすすめの取引所
    • 積立投資のメリットとデメリット
    • 積立投資の税金のこと

    を解説します。ぜひ最後までお読みください!

    目次

    積立投資とは・・・決まったペースで金融商品を購入する方法

    積立投資とは、決まったペースで金融商品をこつこつ購入していく投資方法です。

    たとえば、

    ・毎月10,000円分ずつビットコインを買う
    ・毎日100円分ずつビットコインを買う

    反対に、資金をまとめて投資することを「一括投資」といいます。

    将来値上がりすると思った金融商品を買い、十分に高くなったら売る。要するに、なるべく短期間で大きな利益をねらうのが一括投資の目的です。

    積立投資の場合は、買うタイミングを分散して、長期でお金を積み立てていきます。売るのは数年後から数十年後になるのが一般的です。

    一括投資のように、いつも値動きをチェックしながら売買のタイミングを探るやり方とは、まったく違いますね。

    短期的にみると資金が増えたり減ったりするが、売らずに長期で持ち続けることで、値動きが安定しつつ利益も出る。

    これが積立投資の狙いです。

    暗号資産(仮想通貨)の積立投資のメリット3つ

    積立投資と一括投資をわかりやすく比較すると、以下の図になります。

    積立投資一括投資
    リスク低い高い
    リターン(利益)低い高い
    手数料高い低い
    手間かからないかかる

    リスクを抑えられて手間もかからないのが、積立投資が人気の理由です。 大きなリターンは得られにくいですけど、大損するリスクを減らしてくれます。

    積立投資のメリットは主に以下の3つ。

    • リスクを減らせる
    • 少額でも始められる
    • 自動化できるので、手間がかからない

    ①リスクを減らせる

    リスクを減らせること、これが積立投資のいちばんのメリットと言っていいでしょう。

    投資の資金が10万円あったとして、ある金融商品をまとめて10万円分買うのが一括投資。 いっぽう、たとえば毎月1万円分を10回にわけて買うのが積立投資です。

    このように投資する日を分散することで、長期的にみれば購入単価が安定します。

    価格は下落する日もあれば、上昇する日もあります。 たまたま上昇した日に10万円分を買ってしまい、その後値下がりして大損するかもしれません。

    積立投資なら一回の購入金額が少ないので、価格が上昇したときに買ってしまっても損害を抑えられます。

    逆に、金融商品の価格が下落した日は、それだけ多く購入できるので、損害をカバーできるわけです。

    ②少ない金額で始められる

    無理をせずに、自分が可能な金額で投資できるのも積立投資の強みです。

    たとえ少ない金額でも、長期間の積立で資産を増やせる可能性が十分にあります。 1円から始められる取引所もあるので、少額でやってみて、どんなものか様子を見てもいいでしょう。

    ほとんど利益にならないほどの少額でも、いざ始めてみると、気になってチャートを見たり、値動きをチェックしたりし出すかも。

    きっと投資が身近になるはずです。

    有名な取引所の最小積立金額は以下。

    取引所積立最小金額
    Coincheck(コインチェック )約300円 / 回(毎日) or 1万円 / 回(毎月)
    GMOコイン500円 / 回(毎日、毎月から選べる)
    bitFlyer(ビットフライヤー)1円 / 回(毎日、毎週、毎月2回、毎月1回から選べる)
    SBI VCトレード500円 / 回(毎日、毎月から選べる)
    BITPOINT(ビットポイント)5,000円 / 回(毎月)

    ③自動化できるので、手間がかからない

    あらかじめ金額と投資ペースを設定しておいて、あとは放っておくだけ。たとえば、毎月1万円分をビットコインに投資、というように自動化が可能です。

    もちろん手動で一定金額を積み立てていくこともできますが、おすすめしません。

    買うタイミングを見極めるのが難しいからです。それに、毎回手動でやる作業がめんどうになって、継続できなくなるかもしれません。

    積立投資は数年~数十年の長期間におよぶため、ほとんど忘れてしまうくらいがちょうどいいです。手間がかからず、難しい判断も必要ないので、初心者におすすめ!

    ただし、これはビットコインのような将来性のある、安定している銘柄に限ります。

    不安定な銘柄の場合、下落がとまらない事態も想定しておきましょう。たまにでもいいので、定期的にチェックしたほうがいいです。

    暗号資産(仮想通貨)の積立投資のデメリット3つ

    いっぽう、積立投資のデメリットは主に以下の3点です。

    • 短期間では利益が出にくい
    • スプレッド(取引手数料のようなもの)がかかる
    • 歴史が浅い暗号資産は先が読めない

    ①短期間では利益が出にくい

    積立投資はちょっとずつ積み立てていくため、効果が出るまでに時間がかかります。

    一定金額を一定のペースで投資し、購入価格が平均化されることでリスクを抑えるという性格上、短期で稼ぐのは厳しいです。

    一括投資のように、大幅な値下がりでたくさん買い、価格が上がったタイミングで売るといったことができません。

    また、あまりに短期間で積立をやめてしまうと、マイナスになる可能性もあります。

    たとえば、3ヶ月のあいだ毎月1万円ずつ積立投資をした場合、下図のようなケースもあり得ます。

    このケースでは、3ヶ月で投資した総額は3万円、購入できた暗号資産は5枚とします。6月時点で、1枚の価格は5千円なので、5枚で2万5千円。よって、5千円マイナスという結果になりました。

    ②スプレッド(取引手数料のようなもの)がかかる

    積立投資ができる取引所は、だいたいどこも積立手数料が無料です。ところが、積立投資のサービスは「販売所」で行うため、スプレッド(※)というコストがかかります。

    ※スプレッドとは・・・買うときと売るときの価格差のこと。この価格差が手数料として発生する。価格差が大きいほど、ユーザーが負担するコストが高くなる。ちなみに、スプレッドは取引所によって違い、時間帯によっても異なる。

    ちょっとまぎらわしいですが、暗号資産取引所には「取引所」と「販売所」の機能が分かれていることがほとんどです。

    主な違いは以下。

    • 販売所・・・暗号資産交換業者と売買
    • 取引所・・・ユーザー同士で売買

    「販売所」での売買は、間に入る暗号資産交換業者にスプレッドという手数料をとられます。 そのため、「販売所」形式で運用される積立投資も同様です。

    ところで、実際スプレッドはどれくらいかかるのかが気になるところ。

    たとえば、Coincheck(コインチェック)のスプレッドは、0.1~5%ほどです。毎月1万円、コインチェックで積立投資をするとします。5%のタイミングで購入した月は、500円のスプレッドが発生したことになります。

    当然、積立金額が上がるほどスプレッド費用も高くなります。 チリも積もれば山となると言いますが、これを高いとみるか安いとみるかは人それぞれです。

    個人的には、ビットコインなど信頼性が高くて、将来性もある銘柄であれば、スプレッドはそれほど気にしなくてもいいかと。

    スプレッドを気にしてやらないよりは、やったほうが得をしそうだからです。

    ③歴史が浅い暗号資産は先が読めない

    匿名の人物サトシ・ナカモトの2008年の論文から、ビットコインが生まれました。最初の暗号資産です。

    ビットコインの初めての取引は2009年なので、現金やゴールド、株などにくらべれば、生まれたてと言っていいほど歴史が浅いです。

    その短い歴史をみると、ビットコインの相場は乱高下をくりかえしています。とくに2017年のバブルのときは、1BTCが約12万円から約200万円に急激にあがったものの、2018年には約30万円にまで急落しました。

    その後も2021年は1BTCが700万円を超えたり、銀行破綻やロシアのウクライナ侵攻などで200万円台まで落ち込んだりしてます。

    それでも徐々に回復して、2023年10月現在、1BTCは約400万円です。

    決済に使える店舗やサービスも増えてきているので(WordPressやビックカメラなど)、だんだん安定してきてはいます。

    また、大手メディアや金融機関は、ビットコインが将来的に大きく伸びていくと予想しています。

    たとえばアメリカの大手投資銀行、JPモルガンは長期的にみれば、1BTCが2,000万円を超えると予測。期待の大きさがわかります。

    とはいえ、まだまだ歴史が浅い暗号資産は先を読むのが難しいです。

    積立投資が向いている人のケース4つ

    以下のような人は、積立投資に向いています。

    • 初心者
    • 将来まとまったお金を用意したい人
    • 日々の値動きにストレスを感じたくない人
    • 投資に使えるまとまった資金がない人

    ①初心者

    以下の理由から、積立投資は初心者におすすめです。

    • 購入するタイミングを考える必要がない
    • 少額で始められる
    • ドル・コスト平均法(※)でリスクを抑えられる

    ※ドル・コスト平均法・・・決まった金額を定期的に積み立てていく手法(要するに積立投資のこと)。購入するタイミングによって、金融商品の価格は安かったり高かったりするが、長く続けることで利益と損失が平均化されていくのがメリット。

    ②将来まとまったお金を用意したい人

    老後の資金など、将来まとまったお金を用意したい人にも、積立はおすすめです。なにしろ将来のためなので、短期の値動きを気にする必要がありません。

    必然的に長い目でみるようになるので、そういうマインドで投資をやれる人は積立投資に向いています。

    ③日々の値動きにストレスを感じたくない人

    値動きに振り回されたくないなら、積立をおすすめします。

    数年〜数十年にわたって積み立てていく積立投資では、日々の値動きは重要ではないからです。

    決まったペースで決まった金額を投資していくのを自動化してしまえば、基本的に何もすることがありません。

    たまーにチェックするのを楽しみにするくらいでちょうどいいです。

    ④投資に使えるまとまった資金がない人

    まとまった資金がない人でも、小額ずつ積み立てて結果を残せるのが、積立投資のいいところです。

    毎月のやりくりがいっぱいいっぱいで、余裕がない人ほど、積立をやるべきです。

    ちょっとずつでも積み立てていけば、将来、思わぬところで助けになってくれるかもしれません。

    【シミュレーション】毎月1万円の積立で10年後に3,900万円!

    GMOコインのホームページでは、過去の金利をもとにシミュレーションができます。 実際の金利なので、本物の数字が出てきます。

    「もしあのとき〇円で積立していれば」と惜しい気持ちになりますが、参考までに。

    【シミュレーションの条件】
    積立期間:2013年10月~2023年9月(10年)
    積立金額:10,000円(毎月)
    投資対象:ビットコイン

    毎月1万円ずつ積み立てると、10年で元本は120万円。それに対し、元利合計は3,900万円を超えてます。

    ※あくまで過去のシミュレーションなので、将来の結果を保証するものではありません。

    暗号資産の積立ができるおすすめの取引所5選

    積立投資に対応している暗号資産(仮想通貨)取引所を厳選しました。

    おすすめは以下の5つの取引所。

    • Coincheck(コインチェック)
    • GMOコイン
    • bitFlyer(ビットフライヤー)
    • SBI VCトレード
    • BITPOINT(ビットポイント)
    スクロールできます
    Coincheck(コインチェック)GMOコインbitFlyer(ビットフライヤー)SBI VCトレードBITPOINT(ビットポイント)
    サービス名Coincheckつみたてつみたて暗号資産かんたん積立なしパックつみたて・個別つみたて
    積立手数料無料無料無料無料無料
    積立金額約300円 / 日 or 1万円~100万円 / 月500円~5万円 / 回(毎日or毎月)1円~100万円 / 回(毎日or毎週or毎月1回or毎月2回)00円~200万円 / 回(毎日or毎月)5,000円〜1億円 / 月
    積立できる銘柄数23種類21種類22種類20種類17種類

    選ぶ際のポイントは、

    • 自分に合った積立金額と積立ペースでできるか
    • 買いたい銘柄があるか

    なお、スプレッド(取引手数料)を公表しているのはコインチェックだけ(0.1~5%)。スプレッド の数字は買うタイミングで変わってきますが、積立投資は自動なのでタイミングを選べません。

    いっそのこと、この三社なら、スプレッドでそれほど大きな差は出ないと割り切ってしまうのもアリでしょう。

    それでは一社ずつ、くわしく見ていきます。

    Coincheck(コインチェック)

    Coincheck(コインチェック)は上場企業マネックスグループの子会社です。

    会社の規模、アプリの使いやすさ、手数料の安さなど、業界トップクラスの取引所と言えるでしょう。

    積立投資については「Coincheckつみたて」という自動積立サービスを利用できます。

    特徴は、

    • 毎日つみたてプラン、月イチつみたてプランがある
    • 口座振替ができる
    • 1万円から始められる

    ①毎日つみたてプラン、月イチつみたてプランがある

    毎日つみたてプラン・・・月に設定した金額を日割りして、毎日購入するプラン。月の最小積立金額は1万円なので、一日の最小金額はおよそ300円となります。

    月イチつみたてプラン・・・月に設定した金額を購入するプラン。1ヶ月あたり1万円〜100万円で設定できます。

    ②口座振替ができる

    引き落としの銀行を指定できるので、いちいちコインチェックの口座に入金する手間がいりません。

    たとえば楽天銀行を登録しておけば、楽天銀行の口座から自動で引き落としされます。口座振替の手数料もありません。

    口座振替できる取引所は意外と少ないので、注目ポイントです。

    ③月1万円から始められる

    毎月の最小積立金額は、1万円とやや高めです。日割りすれば一日およそ300円で、安く感じるかもしれませんが。

    ほかの取引所では1円や500円から始められるので、この点はちょっと見劣りするかもしれません。

    とはいえ、1万円ずつくらい積み立てていかないと、それなりの結果を残せないのも事実。

    「暗号資産に毎月1万円くらい張ってもいい!」という方には、大手で安心のコインチェックはおすすめです。

    GMOコイン

    GMOコインはオリコン顧客満足度が2021年から3年連続ナンバーワンの取引所です。

    レバレッジ(※)や積立サービス、銘柄数、手数料の安さなど、利便性が高いうえ、親会社は上場企業のGMOインターネットグループ。信頼性も十分です。

    ※レバレッジ・・・レバレッジの訳は「てこの原理」で、小さな力で大きなものを動かすという意味。少ないお金で何倍も大きな取引を行える。

    GMOコインには「つみたて暗号資産」という積立サービスがあります。

    特徴は、

    • 毎日プランと毎月プランがある
    • 500円から始められる

    ①毎日プランと毎月プランがある

    毎日プラン・・・毎日13時~15時のあいだに自動で購入。

    毎月プラン・・・毎月10日に自動で購入。

    どちらのプランでも、500円~5万円で設定できます。

    ②月500円から始められる

    月々の投資金額をなるべくおさえて積立投資をしたい方には大きなメリットです。Coincheck(コインチェック)の月1万円にくらべると、GMOコインの月500円は激安です。

    月500円なら、複数の銘柄も買いやすいので、少ない金額で分散投資(※)ができます。

    ※分散投資とは・・・資産や時間を分散して、リスクを抑える投資方法。株式や債券などの資産の分散のほか、おなじ資産でも、たとえば暗号資産の銘柄を分散させるなどのやり方がある。また、時間の分散としては長期投資があり、同じ銘柄を同じタイミングで機械的に購入をくりかえすことで、価格の変動リスクを抑えられる。

    bitFlyer(ビットフライヤー)

    bitFlyer(ビットフライヤー)は6年連続でビットコインの取引量がナンバーワンの取引所です。

    Tポイントをビットコインに交換できたり、ビックカメラでビットコインが使えたり(税込10万円まで)、サービスが豊富です。

    ビットフライヤーの積立サービスは「bitFlyerかんたん積立」。

    特徴は、

    • 毎日1回、毎週1回、毎月2回、毎月1回と豊富なプランから選べる
    • 1円から始められる

    ①毎日1回、毎週1回、毎月2回、毎月1回と豊富なプランから選べる

    毎日1回、毎週1回、毎月2回、毎月1回と、積立の頻度を自由に選べます。

    どれも1回あたり1円から設定可能。これなら、だれでも自分に合った積立ペースを見つけられそうです。

    ②1円から始められる

    最小積立金額は業界最安値!

    おそるおそる暗号資産の積立を始めてみたい人におすすめです。

    SBI VCトレード

    SBI VCトレードはSBIホールディングスの子会社です。 SBIホールディングスは金融サービス事業の巨大グループで、ネット証券で有名なSBI証券も同じグループです。

    レンディング(※)やレバレッジ、NFT取引など、いろんなサービスを展開しています。SBIグループなので信頼性も抜群で、将来が期待できる取引所です。

    ※レンディング ・・・暗号資産を取引所に貸し、満期になったら利息が得られる。

    SBI VCトレードの積立サービスには特に名前はないようです。

    特徴は、

    • 積立ペースを、毎日、毎週、毎月から選べる
    • 500円から始められる

    ①積立ペースを、毎日、毎週、毎月から選べる

    毎日、毎週、毎月から、積立ペースを選べます。どれも、500円~200万円で設定可能。

    ②500円から始められる

    ワンコイン(500円)で始められます。 上限は200万円で、500円から200万円まで1円単位で設定可能です。

    BITPOINT(ビットポイント)

    BITPOINT(ビットポイント)はSBIホールディングスの子会社であるビットコインジャパンが運営しています。 なので、実はSBI VCトレードと同じグループです。

    ビットポイントは「パックつみたて」という、複数の暗号資産をまとめて購入できるプランを用意してます。

    特徴は、

    • 「パックつみたて」「個別つみたて」のプランから選べる
    • 口座振替ができる
    • 月5,000円から始められる

    ①「パックつみたて」「個別つみたて」のプランから選べる

    パックつみたて・・・数種類の暗号資産をまとめて積立できる、おまかせプラン。はじめての方向けなど、テーマごとにパックが用意されている。

    個別つみたて・・・購入したい暗号資産を自分で選ぶ、自由プラン。毎月の合計金額は5,000円以上にする必要はあるが、暗号資産ごとに500円から設定できる。

    積立のペースは月一回です。

    ②口座振替ができる

    銀行口座からの引き落としができるので、ビットポイントの口座に入金する手間が入りません。

    コインチェックも口座振替ができますが、意外と対応している取引所は少ないです。

    ③月5,000円から始められる

    毎月の最小積立金額は、5,000円です。5,000円から1億円まで、1円単位で設定できます。

    取引所選びの重要ポイント2つ

    取引所選びで気にするポイントは、会社の規模や取り扱い銘柄、アプリの使いやすさなど、人によって違うはずです。

    ここでは、筆者が特に重要視しているポイントをご紹介します。

    ポイント①・・・BITPOINT(ビットポイント)以外は1銘柄につき最小金額からの購入となる
    ポイント②・・・Coincheck(コインチェック)とBITPOINT(ビットポイント)以外はあらかじめ入金が必要

    【ポイント①】BITPOINT(ビットポイント)以外は1銘柄につき最小金額からの購入となる

    たとえば、Coincheck(コインチェック)では月の最小積立金額が1万円です。

    これは一つの銘柄につき1万円なのか? それとも、ビットコイン5,000円、イーサリアム5,000円という買い方は可能なのか?

    結論は、そういう買い方はできません。

    この疑問について、実際にコインチェックに問い合わせて確認しました。1銘柄(各通貨)につき1万円から積立できるというのが回答でした。

    GMOコインやbitFlyer(ビットフライヤー)、SBI VCトレードも同様です。とはいえ、GMOコインとビットフライヤーはそもそも最小積立金額が安いので、気にする必要はありません。

    ※GMOコイン・・・500円、ビットフライヤー・・・1円

    BIYPOINT(ビットポイント)のみ、複数の銘柄を最小金額で購入できます。「パックつみたて」プランはおまかせでまとめて購入でき、「個別つみたて」プランなら自由なカスタマイズが可能です。

    【ポイント②】Coincheck(コインチェック)とBITPOINT(ビットポイント)以外はあらかじめ入金が必要

    銀行からの自動引き落とし(口座振替)をしたい方は、Coincheck(コインチェック)かBITPOINT(ビットポイント)がおすすめです。

    GMOコインやbitFlyer(ビットフライヤー)、SBI VCトレードの場合、あらかじめ取引所の口座に入金しておく必要があります。 銀行口座からの引き落としができません。

    コインチェックやビットポイントなら、入金の手間がない分、より自動化が可能です。ちなみに、口座振替手数料は無料!

    積立におすすめの銘柄2つ

    暗号資産は世界に数万種類以上あると言われています。とはいえ、国内の取引所が取り扱っている銘柄はかなり厳選されているので、それほど迷うことはありません。

    選び方としては、以下が重要です。

    • 信頼性
    • 将来性
    • 時価総額
    • ホワイトリスト(※)に載っている

    ※ホワイトリスト・・・国内で取り扱いのある暗号資産のうち、金融庁に登録があるもの。一般社団法人「暗号資産取引業協会」ホームページの「暗号資産概要説明書」で確認できます。
    暗号資産取引業協会

    それらを踏まえた上でのおすすめは、

    • ビットコイン
    • イーサリアム
    • エイダコイン

    ビットコインとイーサリアムであれば、間違いありません。 複数の銘柄でポートフォリオ(金融商品の組み合わせ)を組みたい方は、将来性のあるほかの銘柄と合わせてもいいでしょう。

    エイダコインはビットコインやイーサリアムほど有名ではありませんが、最近は時価総額10位以内にかならず入っています。

    ビットコイン

    世界ではじめて世に出た暗号資産です。人気、知名度、信頼性のどれもトップクラス。

    略称(ティッカーシンボル)BTC
    時価総額ランキング1位
    時価総額ランキングはCoinMarketCapで調査

    イーサリアム

    イーサリアムとは本来プラットフォームのことで、そこで使用される通貨が「イーサ」という暗号資産です。

    投資だけではなく、プラットフォーム内での決済や取引に使えるのも特徴。

    略称(ティッカーシンボル)ETH
    時価総額ランキング2位
    時価総額ランキングはCoinMarketCapで調査

    エイダコイン

    エイダコインは「カルダノ」というプラットフォームで使用される通貨です。カルダノを作ったのはイーサリアムの開発者で、イーサリアムやビットコインの欠点を補うために開発されました。

    略称(ティッカーシンボル)ADA
    時価総額ランキング8位

    エイダコインについてもっと詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にしてください。

    積立投資のよくある質問4つ

    • 積立投資の金額の変更はできる?
    • 元本割れのリスクはある?
    • 積立するなら、毎日と毎月、どちらがおすすめ?
    • 暗号資産の積立に税金はかかる?

    ①積立投資の金額の変更はできる?

    積立投資の金額の変更は、取引所によって方法が異なります。

    コインチェック金額、通貨の変更が可能。変更の締切日は、積立スケジュールで確認が必要。
    GMOコイン金額、プランの変更が可能。毎日プランは毎日12:00まで、毎月プランは毎月10日の12:00まで。
    ビットフライヤー変更できない。設定を削除し、新たに金額やプランを設定しなおす必要がある。
    SBI VCトレード変更できない。設定を削除し、新たに金額やプランを設定しなおす必要がある。
    ビットポイント「パックつみたて」は、合計金額のみ変更可能。「個別つみたて」は、積立を行う銘柄と金額を変更できる。

    ②元本割れのリスクはある?

    元本割れ(※)のリスクはあります。

    ※元本割れ・・・投資した金融商品が、購入したときの金額よりも下がってしまうこと。

    例)1万円で買ったビットコインが、1ヶ月後、8千円の価値に下落。

    元本割れのリスクを減らす方法が、積立投資です。長期で積み立てることで、価格が下がったときと上がったときの両方で購入できます。

    長年くりかえすことで価格は平均に近づき、元本割れのリスクを小さくすることが可能です。

    一番おすすめしないのは、一括で大金を暗号資産の投資につぎこむことです。さらに借金までしてしまうと、リスクが大きすぎます。

    「元本割れしない」「ぜったい儲かる」など、おいしい話には気をつけましょう。

    ③積立するなら、毎日と毎月、どちらがおすすめ?

    数年から数十年と長い目でみれば、どちらを選んでも大差はないです。

    強いて言えば、「毎日」のほうがよりリスクを分散できるため、価格が下がっているときは「毎日」のほうが有利かもしれません。

    逆に価格が上がっているときは、一回の購入額が大きい「毎月」のほうが有利です。

    とはいえ、値動きを読むのは難しいうえ、その都度プランを変更していくのも大変です。

    長期の積立ならどちらも同じと割り切って、好きなほうを選んでください。

    ④暗号資産の積立に税金はかかる?

    積立でも売買でも、暗号資産で利益が出たら税金がかかります。

    暗号資産による取引では、ほとんどが「雑所得」に分類されます。副業などほかの雑所得と合算し、収入が年間20万円以内であれば、確定申告は不要です。

    ただし、利益を確定させた段階で課税されるので、保有しているあいだは税金がかかることはありません。積立投資の場合、基本的にずっと保有し続けるため、税金がかかるタイミングは少ないです。

    税金がかかるタイミングは以下の3つ。

    • 暗号資産を売って利益が出たとき
    • 持っている暗号資産をほかの銘柄と交換したとき
    • 暗号資産で商品やサービスを購入したとき

    ①暗号資産を売って利益が出たとき

    買った値段より高く売れば利益が出ます。売った段階で、所得が発生し、税金がかかります。

    ②持っている暗号資産をほかの銘柄と交換したとき

    ビットコインからイーサリアムへの交換などで、利益が出れば税金が発生します。

    たとえば、

    ビットコイン1枚を10万円で購入した。
    その後、1枚の価値が20万円に値上がり。
    ビットコイン1枚と、20万円分のイーサリアムを交換。
    10万円の利益が発生。

    ③暗号資産で商品を購入したとき

    保有していた暗号資産で商品を購入するとき、通貨の価値が上がっていれば、利益とみなされます。

    たとえば、

    ビットコイン1枚を10万円で購入した。
    その後、1枚の価値が20万円に値上がり。
    ビットコイン1枚で20万円の商品を購入。
    10万円の利益が発生。

    【まとめ】暗号資産の積立は失敗したくない人におすすめ

    まだまだ歴史の浅い暗号資産は先行きが読めません。値動きも不安定です。

    それでも世界中で大きな期待を寄せられています。アメリカの大手投資銀行JPモルガンは、いずれ1BTCが2,000万円を超えると予測してます。

    そんな暗号資産に興味がある方には、リスクを抑えられる積立投資がおすすめです。

    積立投資のメリットは、

    • リスクを減らせる
    • 少額でも始められる
    • 自動化できるので、手間がかからない

    積立投資のデメリットは、

    • 短期間では利益が出にくい
    • スプレッド(取引手数料のようなもの)がかかる
    • 歴史が浅い暗号資産は先が読めない

    積立投資に対応している暗号資産取引所のうち、特におすすめは、

    • Coincheck(コインチェック)
    • GMOコイン
    • bitFlyer(ビットフライヤー)
    • SBI VCトレード
    • BITPOINT(ビットポイント)

    積立投資に限りませんが、暗号資産にも税金がかかることを頭に入れておきましょう。

    暗号資産について初心者の方むけにやさしく詳細に書いた記事もあります。よかったら、以下の記事を参考にしてください!

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