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    40代メンズ日焼け止めの選び方|ベタつかない・白くならない1本の見つけ方

    日焼け止めを塗ると、白くなる?

    20代前半から、夏になれば日焼け止めは塗っていました。ただ、塗ったあとの白っぽさがどうにも気になって、ついつい量を控えめにしたり、朝に一度塗ったらそれで終わり、という使い方をずっと続けてきました。

    「塗ってはいるけど、ちゃんとは塗れていない」状態だったと思います。

    転機になったのは、40代に入ってシミが気になるようになってきたことです。調べてみると、肌老化の約80%(※)は紫外線が原因だという情報に行き当たりました。いわゆる「光老化」です。

    ※フランスの化粧品メーカー、ロレアル社の研究者フラメント氏らが2013年に発表した論文による。白人女性を対象にした研究だが、「光老化(photoaging)」という概念は今や皮膚科学の常識になっている。

    加齢のせいだと思っていたシミやシワの多くは、実は長年浴びてきた紫外線の蓄積によるものでした。

    紫外線が肌によくないことは知ってはいたけど、あまり深刻に考えたことはなかった。

    40代になっていよいよ危機感を覚えはじめ、「日焼け止めはきちんと塗らなければ」と考えを改めました。

    この記事では、長年なんとなく日焼け止めを使ってきたわたしの経験をもとに、「なぜ塗るべきか」「どう選べばいいか」「どう塗ればいいか」をまとめています。

    結論を先に言うと、ジェルやミルクといった日焼け止めのタイプ選びさえ正しくできれば、ベタつきや白浮きの悩みはほとんどなくなります。日焼け止めが不快だったのは、「選び方」を知らなかっただけでした。

    目次

    そもそも40代男性に日焼け止めは必要なのか

    必要です。むしろ、40代からこそ優先度が高いと考えています。

    紫外線には大きく分けて2種類あります。

    UVA(紫外線A波):
    波長が長く、肌の奥(真皮)まで届く。シワやたるみの原因になる。

    UVB(紫外線B波):
    波長が短く、肌の表面に影響する。日焼け(赤み)やシミの原因になる。

    厄介なのはUVAです。UVAは雲や窓ガラスも透過するため、曇りの日や室内でも肌に届いています。

    40代の男性は、20年以上にわたって無防備に紫外線を浴びてきた人が多いかもしれません。もしそうなら、ダメージはすでに蓄積されています。今からすべてを取り戻すことはできませんが、これ以上の蓄積を防ぐことはできます。

    「今さら塗っても遅いのでは」と思うかもしれませんが、そんなことはありません。紫外線ダメージは日々加算されるものなので、始めた日から蓄積のペースを落とせます。

    曇りの日は塗らなくていい?

    いいえ。曇りの日でも紫外線の約60%は地表に届いています。薄曇りの日はさらに多く、晴天時の約80〜90%が届くこともあります。

    「今日は曇りだから」と油断しやすい日こそ、朝のルーティンどおりに塗っておくのが確実です。

    紫外線は目にみえないから、日の光と混同しがちだよね。曇りでも降りそそいでいる、という実感がわかない。日焼け止めは毎日塗るものと決めてしまうのがてっとり早い。

    「在宅ワークなら不要?」

    残念ながら、室内でも油断できません。UVAは窓ガラスを透過します。

    窓際のデスクで仕事をしている場合、ずっと紫外線を浴びていることになります。一日中家にいるとしても、SPF値の低いものでいいので日焼け止めを塗る習慣をつけておくと安心です。

    事務職も同様。ほとんど事務室で過ごすとしても、窓があるなら日焼け止めはマスト。

    日焼け止めが「不快」だった理由は選び方にある

    「ベタつく」「白くなる」「重い」——これらの不快感は、日焼け止めそのものが悪いのではなく、「自分の肌質や用途に合っていなかっただけ」の可能性があります。

    わたしの場合、以前使っていたのはクリームタイプの日焼け止めでした。SPF50+のしっかりしたもので、たしかに紫外線には強そうです。でも、顔が2割増しくらい白くなり、塗った瞬間のこってり感も気になりました。

    その後、ジェルタイプに切り替えたところ、まったく別の感覚でした。水のようにすっと伸びて塗りやすいし、顔が白くならない。日焼け止めは多めに塗らないと効果が出ないというので、「これなら、しっかり十分な量を塗れそう」と思ったものです。

    顔が不自然に白くなるのは苦手。そういう人には、ジェルタイプや乳液タイプを試してほしい、

    タイプ別の特徴と選び方

    日焼け止めは、タイプによって使用感が大きく変わります。主な4タイプを比較してみます。

    スクロールできます
    タイプ使用感白浮き持続力こんな人向け
    ジェルさらさら・軽いしにくいやや弱いベタつきが嫌な人・初心者
    ミルク(乳液)しっとり・なじむものによる強い乾燥肌・長時間の外出
    クリームこっくり・重めしやすい強い乾燥が強い人・レジャー
    スプレー手軽・さっぱりしにくい弱い塗り直し用・補助的に

    初めて日焼け止めを選ぶなら、ジェルタイプがおすすめです。

    ジェルタイプならベタつきと白浮きが少なく、塗る負担が軽いからです。朝のスキンケアの延長として、ストレスなく使えます。

    ジェルタイプは持続力がやや弱いのが弱点ですが、日常使い(通勤・買い物程度)であれば十分です。長時間の外出やアウトドアでは、ミルク(乳液)タイプに切り替えるか、スプレーで塗り直すという使い分けもできます。

    いちばん使いやすいのはスプレーだけど、能力的にサブの立ち位置。メインはジェルかミルク(乳液)がおすすめ。

    SPF・PAはどれくらいあればいい?

    日焼け止めのパッケージには「SPF」と「PA」という2つの数値が書かれています。

    SPF:
    UVB(シミ・日焼けの原因)を防ぐ力の指標。数値が高いほど強い。

    PA:
    UVA(シワ・たるみの原因)を防ぐ力の指標。+の数が多いほど強い。

    「数値が高ければいいんでしょ?」と思いがちですが、そう単純でもありません。

    シーンSPFの目安PAの目安
    日常生活(通勤・買い物)SPF20〜30PA++〜+++
    長時間の外出・スポーツSPF40〜50PA+++〜++++
    海・山・炎天下のレジャーSPF50+PA++++

    普段使いなら、SPF30・PA+++あれば十分です。

    SPFの数値が高いほど紫外線カット力は上がりますが、紫外線吸収剤(※)の配合量が増える傾向があり、敏感肌の人には合わないこともあります。毎日使うものだからこそ、「必要十分な数値」で選ぶのが合理的です。

    ※紫外線吸収剤・・・紫外線のエネルギーを吸収して熱などに変換することで肌へのダメージを防ぐ、日焼け止めに配合される化学合成成分。皮膚への浸透性があるため、敏感肌の人には刺激やアレルギー反応を引き起こす場合あり。

    そして、数値以上に大切なのが「塗り直すこと」です。SPF50+を朝1回塗るだけよりも、SPF30を2〜3時間ごとに塗り直すほうが、紫外線対策としては確実です。

    塗り直しが劇的にラクになるのが、スプレータイプ。

    正しい塗り方と習慣化のコツ

    日焼け止めは「選んで買う」までがゴールではありません。正しく塗れていなければ、十分な効果が得られないことがあります。

    顔への塗り方(5点置き)

    • 日焼け止めを1円玉大ほど手に取る
    • 額・両頬・鼻・あごの5点に少しずつ置く
    • 内側から外側に向かって、やさしく伸ばす
    • もう一度同じ量を取り、重ね塗りする

    ポイントは「2回塗り」です。1回だけだと量が足りず、パッケージに記載されたSPF値どおりの効果が得られないことがあります。

    また、忘れがちなのが首と耳です。顔のあと、1回塗りで構いませんので、首と耳にも塗りましょう。

    「顔のついでに手に残った日焼け止めを首に伸ばす」でもいいですが、わたしは首の分は新たに1円玉大くらいを出してしっかり塗っています。

    首イボができたことがあって、今も小さいのが残ってるから、念入りにやっておきたい。

    塗り直しのタイミング

    • 基本は2〜3時間おき
    • たくさん汗をかいたら、その都度
    • ハンカチやタオルで顔を拭いたあとも

    外出先での塗り直しには、スプレータイプが便利です。手を汚さずにさっと使えるので、カバンに1本入れておくと安心です。

    正直、スプレー以外の塗り直しは、めんどくさすぎて無理。個人的にはスプレー一択かな。

    スキンケアルーティンへの組み込み方

    日焼け止めは、朝のスキンケアの最後のステップです。

    洗顔 → 化粧水 → 乳液 → 日焼け止め

    この順番を守れば、肌に水分と油分を与えたうえで、最後に紫外線のバリアを張る流れが作れます。

    すでにスキンケアの習慣がある人は、そこに1ステップ足すだけです。まだスキンケアを始めていない人は、まず洗顔と保湿の基本から始めてみてください。

    乾燥した肌は紫外線のダメージを受けやすい。ちゃんと保湿することで、紫外線対策の土台ができあがる。

    スキンケアのくわしい手順は、こちらの記事でまとめています。

    FP目線で見る日焼け止めのコスパ

    日焼け止めにかかるお金は、思ったよりずっと少ないです。

    ドラッグストアで買えるジェルタイプの日焼け止めは、1本800〜1,500円程度。1本で約1〜2ヶ月持ちます。

    つまり、1日あたり約15〜50円です。

    毎朝のコーヒー1杯よりも安い。それで光老化の蓄積を抑えられるなら、コスパとしてはかなり合理的です。

    比較として、すでにできてしまったシミをレーザーで取る場合、1回あたり数千〜数万円かかります。もちろんシミの状態や通院回数によって変わりますが、予防にかかるコストのほうがずっと低いのは明らかです。

    「高い日焼け止めのほうが効果がある」と思いがちですが、ドラッグストアの商品でも紫外線カットの効果は十分です。大事なのは価格ではなく、毎日続けることです。

    【本音レビュー】40代メンズにおすすめの日焼け止め5選

    ここからは、実際にわたしが使ってみて「これはよかった」と思えた日焼け止めを5つ紹介します。

    ベタつきや白浮きに長年悩まされてきた身として、「おじさんが使っても違和感のない」ものを基準に選びました。

    価格帯も使用シーンもそれぞれ違うので、ご自身のライフスタイルに合いそうなものを選んでみてください。

    ① ロート『スキンアクア ヒアルロンセラムUV』 | ドラッグストアで買える万能型

    まず最初に試してほしいのが、ロート製薬の「スキンアクア ヒアルロンセラムUV」です。

    ドラッグストアで1,000円前後で買えるのに、つけ心地はみずみずしいセラム(美容液)系。白浮きしにくく、朝のスキンケア後にそのまま塗っても顔がベタつきません。ヒアルロン酸などの保湿成分が入っているので、「日焼け止めで肌がつっぱる」という感覚も少なめです。

    「まずは日焼け止めを習慣にしたい」という人の最初の1本として、いちばん勧めやすい商品です。

    ② ニベア『UV ディーププロテクト&ケア ジェル』 | コスパ重視ならこれ

    続いては、青いパッケージでおなじみのニベアのUVジェル。

    こちらもドラッグストアで手に入りやすく、価格は1,000円前後。ジェルタイプなのでスッと伸びて、塗ったあとのベタつきがほとんどありません。SPF50+/PA++++と数値もしっかりしていて、通勤や買い物程度の日常使いには十分すぎるスペックです。

    顔にも体にも使えるので、「顔用と体用を分けるのが面倒」という人にも向いています。家族で1本シェアしてもいいくらいの気軽さです。

    ③ 資生堂『アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク NA』 | 真夏・レジャー用の決定版

    真夏の炎天下や、海・キャンプ・運動会など「がっつり紫外線を浴びる日」に使いたいのが、資生堂アネッサの「パーフェクトUV スキンケアミルク NA」です。

    日焼け止め界の定番中の定番で、SPF50+/PA++++の高スペック。汗・水・熱に反応してUVブロック膜が強くなる「オートブースター技術」と、動きによってできるヨレや隙間を自動修復する「オートリペア技術」のダブル搭載で、「塗ったあと、サボっても守ってくれる」のがありがたいところ。

    昔のアネッサは正直「重い・白い・ベタつく」の三拍子でしたが、現行NAはミルクがスッと伸びて、おじさん肌でもストレスなく使えました。

    価格は3,000円前後とやや高めですが、1本で夏をまるごと乗り切れると思えば十分コスパは合います。「普段用はニベア、真夏の外出日はアネッサ」のような使い分けもおすすめです。

    ④ママ&キッズ『UVライトベール』 | 敏感肌・低刺激で選ぶならこの1本

    低刺激の日焼け止めとして紹介したいのがミルク(乳液)タイプの「UVライトベール」です。

    紫外線吸収剤を使わないノンケミカル処方(紫外線散乱剤のみ)で、肌への負担がとても穏やかです。

    「ノンケミカルって白浮きするんじゃないの?」と思うかもしれませんが、最近の処方は進化していて、思ったほど白さが残りません。伸びもなめらかで、塗った後のきしみ感も少なめです。

    ヒゲ剃り後で肌がヒリヒリしやすい日や、肌荒れしているときの「逃げの1本」として持っておくと安心です。次に紹介するスプレータイプの⑤と組み合わせれば、朝はベール、昼はスプレーで低刺激のまま一日を通した紫外線対策ができます。

    ⑤ ママ&キッズ『UVライトミスト』 | 塗り直し用のスプレータイプ

    最後に紹介したいのが、スプレータイプの「ママ&キッズ UVライトミスト」。

    赤ちゃんから使える低刺激処方で、スプレーなので日中の塗り直しがとにかくラクです。昼休みに顔にシュッと吹きかけるだけで紫外線対策ができるので、「朝塗ったきり」問題を解決してくれます。

    メインの日焼け止めとして使うというより、朝はミルクやジェル、昼の塗り直しはスプレーという二刀流の使い方が便利。敏感肌の人や、ヒゲ剃り後の肌が荒れやすい人にも向いています。

    日焼け止めに関するよくある質問

    メンズ用と女性用、何が違う?

    成分や紫外線カットの仕組みに、大きな違いはありません。

    メンズ用は、さっぱりした仕上がりや皮脂コントロール機能を強調した商品が多い傾向があります。一方、女性用のジェルタイプは、そもそもベタつきが少ない設計なので、男性が使っても問題ありません。

    「メンズ用」にこだわらず、自分の肌質と使用感に合うものを選ぶのが一番です。

    石鹸で落ちる?クレンジングは必要?

    普段使い向けのジェルタイプ(SPF30程度)であれば、石鹸や洗顔料で落ちるものがほとんどです。パッケージに「石鹸で落とせます」と書かれている商品を選べば、クレンジングは不要です。

    ウォータープルーフや高SPFの日焼け止めを使った日は、クレンジングオイルなどで丁寧に落としましょう。肌に残ったままだと肌トラブルにつながることがあるので、その日の夜にしっかり落とすことを意識してください。

    冬も塗るべき?

    紫外線は一年中降り注いでいます。冬場は夏ほどの量ではありませんが、ゼロにはなりません。

    とくにUVAは季節を問わず安定して降り注いでいるため、冬でもSPF20〜30程度の日焼け止めを塗っておくのが理想です。

    「1年中塗るなんて面倒」と思うかもしれませんが、朝のスキンケアに組み込んでしまえば、歯磨きと同じように習慣になります。

    まとめ:40代メンズ日焼け止めの選び方

    この記事のポイントを振り返ります。

    • 肌老化の約80%は紫外線が原因(光老化)。40代男性こそ日焼け止めの優先度が高い。
    • ベタつき・白浮きが嫌なら、ジェルタイプ(もしくは乳液タイプ)を選ぶ。
    • 普段使いはSPF30・PA+++で十分。大事なのは塗り直すこと。
    • スキンケアの最後に「日焼け止め」を足すだけ。1ステップの追加で始められる。
    • 1日あたり約15〜50円。コーヒー1杯より安い「予防投資」。

    日焼け止めのベタつきや白浮きに抵抗がある人は、試しにジェルタイプの日焼け止めを使ってみてください。相性が合えば、朝のルーティンが変わります。

    なお、清潔感を上げるために何から始めればいいか迷っている場合は、こちらの記事も参考にしてみてください。

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